2011/03/04

自分的音楽ファイル作成フロー [Music]

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いろいろ試行錯誤した結果、以下のように至る。

<コンセプト>
  • タグを自分で打つなんて面倒くさすぎ。MusicIDで楽をする。
    • 複数アルバム候補から選べるQMPがベスト。 
    • Winampが複数候補に対応してくれたらなぁ・・・
  • マスター版(保存用)はOGGの192kbpsをRAR(rr付き)で固めたもの
    • 非可逆圧縮は、可逆圧縮に比べ半分以下のサイズで済む。かつ、高品質であれば人間の耳では違いは分からない。
    • AACではQMPのMusicIDが使えない。
    • 残りの候補はMP3かOGG。
    • 以下の記事を根拠にOGG192kbpsで保存することに決定。
      音声非可逆圧縮のススメ  と思ったが、リンク切れ・・・
      要約すると、
      • OGG192kbpsはCD(WAV)の14.15%のサイズで22.5kHzまでCD波形と近似している。
      • MP3 320kbpsに比べ、OGG192kbpsの方がCD波形の近似率もサイズ圧縮率も上。
    • ちなみに、可逆圧縮に比べ、OGG192kbpsはサイズが3分の1以下で済む
    • 一応ファイルが壊れたときの保険に、rr付きで圧縮。
  • 観賞用音楽ファイルはAAC-LCで。Gain系が使え、かつサイズに対して音質が良い。
    • MP3は一番汎用的だが、サイズの割に音質悪すぎ。
    • OGGだと~Gain系(MP3Gain、AACGain)が使えない。
    • HE-AACは圧縮率は最高だが、音質に限界がある。

↓以下詳細手順↓


★可逆圧縮→マスター用OGGエンコード作業
今まで可逆圧縮+cueで保存していたファイルは、foobar2000でエンコードする。
フリーソフトだし、マルチコアエンコードできるし、オススメ。
高音質でエンコードするため、あまり品質差はないと考え、エンコーダはaoTuVではなく、標準のOGGエンコーダを使用。

cueファイルをプレイリスト部にドラッグし、全トラックを選択→Convert→...

設定
●Output format
Format:Ogg Vorbis、q 6.0
●Destination
Output folder:source file folder
Output type:tracks into individual files
File name pattern:%track% %title%(%title%のみでもおk)

★QMPのMusicIDでタグを付加
プレイリスト欄にOGGファイル郡をドラッグ
→タグを取り除く(タグに何か書きこまれているとMusicIDが正常に動作しない場合があるため)
→全てを選択→MusicID (自動タグ)→候補から適用→タグに書く
(→ファイル名タブ)
(→ファイル名の変更(テンプレ「?TRKNUM?<%TRKNUM% ?TITLE?<%TITLE%|%FILE%>」))
→プレイリストから削除

★rr付きRARでマスター版OGG圧縮ファイル作成
ちなみにオススメ圧縮ソフトはExplzh。

★OGG→観賞用AACエンコード作業
MusicIDのタグを流用できるため、OGGからエンコードする。
非可逆→非可逆なので音質は悪くなるが、元が192kbpsなのでそれほど影響は無いと思われ。
TrueVBRが使いたいので、AACエンコーダはqtaacencを使用する。
ただし、QuickTime(QT)系AACエンコーダはQTのバージョンによって音質・サイズに差があるのが困りもの。
例)QT 7.6.8 TrueVBR Q45 → 3.932KB
QT 7.6.9 TrueVBR Q45 → 3.656KB
常に一定のファイルを生成したいならNero系AACエンコーダを使ったほうが良い。ただし、音質は悪い。

OGGを再びfoobar2000にドラッグ→全トラックを選択→Convert→...

設定
●Output format
Encoder:~\qtaacenc\qtaacenc.exe
Extension:m4a
Parameters:--tvbr 45 --highest - %d
●Destination
Output folder:source file folder
Output type:tracks into individual files
File name pattern:%filename%

★Mp3tagでタグ編集
※QMPでOGGタグ付加→AACの手順の場合は、
AACGainに通す前に必ずMp3tagでタグの保存を行う。
タグを編集する必要がなければ、全選択→保存ボタンだけでもおk。
これをしないと、foobar2000でGainが読み込めない!などの不具合が出る。
どうやら、AACのトラック番号タグに「/」が入っている状態でAACGainを行ったらダメになるっぽい。
Mp3tagはタグ保存時にこれを自動で修正してくれる模様。
dBpowerampではOGG→AAC(Nero)変換時にタグ修正処理がされる。
foobar2000では変換時にタグ修正処理はされない。

●Mp3tag設定(MediaMonkey連携用)
オプション→タグ→Mpeg→
読み込み:ID3v2のみチェック
書き込み:ID3v2、ID3v2.3 UTF-16のみチェック

オプション→タグ→Mapping→
タグ : MP4
Source:ORIGINAL YEAR
Target:ORIGYEAR

オプション→タグパネル→
フィールド:ORIGYEAR
名前:オリジナル録音日
カバーアートの表示にチェック

プラグインよりamazon.jpからカバーアートを検索し、一旦ローカルにDL。
そのファイルをMp3tagのカバーアート部にドラッグし、保存ボタン。
※検索時にタグに保存してしまうと、なぜかカバーアートが読み込めないことがある&MusicIDタグが上書きされてしまう。

★AACGainに通す。
以下のようなバッチファイルを作っておくと、ドラッグや送るメニューから使えるので便利。


以上。作成した後は、当然MediaMonkeyのライブラリに突っ込む。

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